「桜に鶯」

私の家は 地理的にちょうど東京のド真ん中のあたりなので、そこまで田舎ではありません。

今の家に越してきて10年以上経ちますが、どこから飛んで来たのか この春唐突に家の目の前の木にウグイスが居付きました。

東京でウグイスの鳴き声を聞くのは 恐らく初めてなのではないか（？）と思いますが、何かと暗い今の状況の中 微笑ましくも少し嬉しい出来事となっています。

まだ子供なのか、上手に「ホ〜 ホケキョ！」とは鳴けません。
「ホ〜〜」だったり「ホ〜 ホニョホニョ」だったり「ホケキョ！」だったりするのですが、それがまた愛らしく いい感じの癒しになっています。

以前の弊社顧問税理士の趣味が「伝書鳩」で、それだけでもう 面白くて仕方がありませんでした。
その上飲む度に〝マイ鳩〟の「鳩レース」の話を 感極まって涙ぐみながら聞かされるので、途中から逆に「鳩イジり」をしてやったものです😁

たまに やたらと小鳥を飼っているオッチャンもいますし、バードウォッチングの熱烈な愛好家もいるようです。

正直「何で鳥やねん」と思っていましたが、最近 何となく気持ちが分かるような気がしてきました。

弊社でも証拠調査で使用する 動体センサーと不可視赤外線（暗視機能）のついた「トレイルカメラ」は、元々は鳥などの野生動物を撮影するためのものです。

バードウォッチと言えば単眼鏡のイメージ（？）ですが、調査業務に使うコンパクトな物とは別に、もう一つウグイスを見るための大きめのものを購入しました。

よく似合うものの例えとして「梅に鶯」という〝ことわざ〟があります。
これは「桜に鶯」という事になりますが、それも悪くはないのではないかと思います。