代表のブログ

「床屋」

投稿日:2020年05月01日

私は床屋バカと言っていいほど床屋に行きます。

 

「頭がボサボサである事」が何よりも許せないので、ここ25年以上10日に一度、月に三度は行っています。

 

色気付いてきた15〜17歳くらいの頃は美容室にも行った事がありますが、それ以外はずっと「男は黙って床屋」です😁

 

 

ずっと地元三鷹の駅前の 馴染みの床屋さんに通っていたのですが、そこの決め手は何と言っても「早さ」でした。
普通の床屋さんはカットで1時間ほどかかるのですが、そこは30分ほどで終わります。

 

しかし数年前にその床屋さんが駅前再開発で閉店してしまい、どこに行っていいのか分からず 初めて1000床ならぬ「1500円床」に行ってみました。
確かに技量や丁寧さは多少劣るのですが、20分くらいで終わるのでもうやめられません。

 

それ以来ずっとそこに通っているのですが、切り手が常に5〜6人おり、技量の差がハンパありません💧
上手な人に当たると普通の床屋より上手かったりもするのですが、下手な人に当たると見るも無残な姿になります💧

 

1500円床なので指名などはできず、順番なので完全に運任せとなります。
私なりに上手さの順位をつけているのですが、先日 三回連続でドベさん(でも凄くいい方です)に当たり泣きそうになりました。

 

もちろん、ガッカリ感を感じ取られないよう必要以上にニコニコして座りますが、切り手が6人いてドベさん三連続はなかなかの確率だと思います😅💧

 

当初 営業自粛要請の業種リストに床屋も入っていたので、大慌てで緊急事態宣言の出た日に行ったのですが、リストから外されてとりあえずはホッとしています。

 

 

ところで床屋さんのクルクル回る棒状の看板の意味をご存知でしょうか?

 

あれは「サインポール」と呼ばれ、世界共通の床屋のサインだそうです。

 

12世紀のヨーロッパでは、当時の理容師は外科医を兼ねていて「床屋外科」と称したそうです。
その名残で赤は動脈、青は静脈、白は包帯を表す色だと考えられていました。

 

しかし最近の研究で 血液に動脈と静脈がある事が発見されたのは17世紀である事が分かったので、その説は否定的に捉えられています。

 

現在最有力視されているのは「瀉血(患部の血液を排出させる治療法)説」です。

 

長くなるので瀉血説の詳細は省きますが、どうも「赤は血液、白は包帯」を表している事は間違えなさそうで、青の部分は その後フランスで外科医と理容師を区別するため 理容所には青を用いるよう法令が出た事と関係があるようです。

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