交渉同席・ボディガードについて

「 所在確認 直接請求などの際、居留守を使われたらどうするのか?/ 意外と重要な〝勤務先調査〟」

昨日は 朝3時半に起きて、金銭貸借に絡む「所在確認調査」(住所確認調査)に行って参りました。


本件は 弊社の方で住所を判明させていただき、以前にも一度「所在確認」に行ったのですが、その時は 夜電気が煌々とついているにも関わらず インターフォンを鳴らしてもノックをしても一向に出てきませんでした。


明らかに居留守を使っているのが分かりましたが、そこら中で詐欺を働いているような輩や 多重債務者などが、訪問者に一切応対しないという事は 決して珍しくはありません。
〝やましい〟事だらけなので むしろ普通なのでしょうが、その時点で
「相当そこら中で〝やらかしてる〟な」
「相当色々なところから請求を受けているな」
と分かります。

集合住宅だったため、両隣の住人に 本人の顔写真を見せながら話を聞きましたが、両者とも名前も顔も把握していないという事でした。
(そのやり取りを録音して、ご依頼者様にご提示済み)

そのような場合は、もう「出掛けるまで張り込む」しかなくなるのですが、どのタイミングで〝出掛ける〟可能性が高いかと言えば、やはり「出勤時」という事になると思います。

「金銭貸借や詐欺などに絡む事案で 判明させた住所に明らかに人がいるのに出て来ない」
という時点で、その人物が住んでいる事はほぼ間違いはないと思いますが、当然 請求をする側のご依頼者様としては 確たるものが欲しいものです。


そこで 日を改めて昨日、再度張り込みによる所在確認、加えて 尾行による勤務先調査を行って参りました。

何らかの〝請求〟をする場合、相手の勤務先を把握しているか否かによって 回収成功率に差が出る事は間違いありません。


いざ勤務先調査をしてみると それなりの企業に勤めていて、請求していただく際に勤務先を明記した瞬間に 態度を豹変させて支払いに応じるような事も少なくありません。

勤務先調査は、予想される〝職種〟にもよりますが、通常は朝6時ころから張り込みを行います。
シフト制のアパレル関係やバイト、夜の仕事、テレワーク、そもそも働いていないような場合もありますが、普通の仕事に就いている場合 通常は6時から10時までの4時間張り込んでいれば出勤するものです。


通常 通勤手段しては、徒歩+電車、自転車+電車、バス+電車、車、バイク、徒歩のみ、自転車のみ、バスのみなどがありますが、調査の際は 全ての可能性に備えなければなりません。

ご依頼様のご要望で 調査員が一人の場合は、その全てをカバーするのは難しいケースもあるので、その際は 一回目はある程度ヤマを張って調査をする事になります。
(もし外しても、少なくとも通勤手段は把握できるので、その次には判明させられる事になります)


多くの場合 勤務先を割るという事は、自宅から尾行をする事になりますが、その際は「玄関」が見える場所で張り込まなければなりません。
しかし 立地条件などによっては
「玄関が見える位置を確保できない」
「玄関が見える位置がピンポイントで、その場所に3時間も4時間も居続ける事ができない」
という場合も少なくありません。


昨日もそのパターンだったので、玄関が見えない位置にいても または多少離れていても、家から出てきた事が即分かるよう ある〝機材〟を設置して対応致しました。


残念ながら、この日は〝ご指定〟の時間内に出掛ける事はありませんでした。
昨日が金曜日である事を考えると、夜の仕事であるか、もしくは まともに働いていない可能性が高いのではないかと思います。

 

 

 

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