ストーカーについて

「貸したお金を返してくれない /〝人から借りたお金を返さない人間〟のタイプ別対処法 」

私は 前職も合わせると優に30年以上
「人から借りたお金を返さない人間」
「詐欺師 または詐欺師的な人物」
と対峙し続けておりますが、回収に成功するには その相手を様々な角度から調査・分析をして、その人の〝ツボ〟に ピシャリと合った対処をする必要があります。

その前に まず第一に
「貸している相手の住所も分からない」
などは論外となりますので、まず相手の現住所を判明させなければならないという事は、当然の事として 前置きしておきます。

※昨夜も 東京の下町の方で
「〝金銭トラブル〟に伴う〝住所特定〟」
を 直接本人に確認する形で、ものの15分で完了させて来ました。


【〝アナタ〟だから?】
まず〝人から借りたお金を返さない人間〟には
⚫︎相手が〝アナタだから〟返さない人
⚫︎相手が誰であっても返さない人
の二つのパターンがありますが、ほとんどの場合で前者となると思います。

要するに「アナタがナメられているから」という事になりますので、まずは
「ナメられている状況を打開する」
作業が必要になると思います。

【〝弱み〟の有無】
次に〝人から借りたお金を返さない人間〟には
⚫︎〝弱み〟を掴めば返す人
(弱みを掴まれていないから返さない人)
⚫︎〝弱み〟と呼べるものがない人
がいると思います。

ほとんどが前者となると思いますが、その〝弱み〟とは
⚪︎世間体
⚪︎勤務先

⚪︎家族
⚪︎親兄弟
⚪︎何らかの本人の〝ヤラカシ〟
など、その人よって様々となると思います。

※ 稀に後者もいるのは確かですが、極端な話 ホームレスの人や 何度も何度も刑務所に入っているような人にとって、普通の人の〝弱み〟に当たるものなど ないという事になります。

【〝法に訴える〟事の有効性】
最後に〝人から借りたお金を返さない人間〟には
⚫︎法に訴えれば返す人
⚫︎法に訴えても返さない人
の二つのパターンがあると思いますが、前者の場合でも
①弁護士の介入
②訴訟(裁判)
③強制執行(差し押さえ)
のどこまでやれば応じるのかは、(ある程度予想はつきますが)やってみなければ分かりません。

弊社にご相談・ご依頼をいただくのは、ほとんどの場合で後者か、前者か後者かが微妙なケースとなりますが、上記の全てを総合的に考えて 対応していかなければなりません。


債権の回収に成功するか否かは〝どのような手法で請求するか?〟が重要になりますが
⚫︎本人の人間性
⚫︎勤務先の質
⚫︎〝弱み〟の有無
⚫︎本人がこの先〝マトモに生きる〟気持ちの度合い
などにもよっても 大きく左右されると思います。

あと 見ていてよく思うのが
「貸す相手と金額のバランスを あまりにも間違えている」
という事です。

極端な話 ホームレスに1,000円を貸しても 返って来る可能性があるのに対して、100万円も貸したら 返って来るワケがないという事になると思いますが、そこまで極端ではないにしても それに近いような状況がとても多いように思います。


普通の人は 放っておいても返済期日には返してくれるものなので、返さない時点で〝普通ではない〟という事になります。

そうなると
〝そのまま放っておいては いつまで経っても返してもらえない〟
という事になりますので、債権者側から積極的に〝やるべき事〟をやらなければなりませんが、ほとんどの方が その〝やるべき事〟を間違えているのが現実です。

当然の事ながら 相手の条件が悪ければ悪いほど 色々とやらなければならない事も増えて来ると思いますが、非常に条件の悪い相手に あり得ないような金額を貸しているような場合は、簡単にチャチャっと返してもらえるとは 思わない方がいいと思います。

 

 

 

ストーカーについての一覧に戻る
ページ先頭へ戻る