ストーカーについて
本日大阪府からご依頼いただいていた「脅迫・強要・ストーカー案件」が解決となりました。
最初のお打ち合わせのためご依頼者様と大阪でお会いした時、何故か待ち合わせ場所がスーパーの店内で、その後お話をお伺いするのもご自宅だったので不思議に思ったのですが、話を聞くとGPSで四六時中見張られていて普段と違う行動が一切できないというお話でした。
お話を伺うととても危険な相手であり尚且つ弱みも握られており、あまり急激に強い刺激を与えると何をするか分からない状況だったので、慎重に慎重を期してじっくりと対策を進めさせていただきました。
なかなか賢い相手だったので警察に動いてもらうのは難しいと判断し、とりあえずまず最初に民事的に有効な証拠を集めました。
そうやって準備を整えてからやっと反撃を開始してしばらく様子を見て、更に反撃をして様子を見てを繰り返し、ジワジワと追い詰めるようにして解決へお導きさせていただきました。
基本は私から「相手にこう伝えて下さい」とお願いし、それへの相手の返答に対してまた「ではこう返して下さい」とお願いするという事を長期に渡って繰り返す手法を用いました。
最初はやたらと強気だった相手も徐々に意気消沈し、最後の最後にはスッカリ諦めてくれたようです。
今回は最悪は顧問弁護士のお力を貸りる事になるかなとも思ったのですが、弁護士にも警察にも一切頼らずに上手く事を運べたと思います。
でもこの後も絶対何もないという保証はないので、ご依頼者様とはしばらくは連絡を密に取らせていただきたいと思っております。
ご依頼者様が心から安心できる本当の意味での解決は、まだ半年か一年くらい先かもしれません。