ストーカーについて

「精神を患っておられる方の主張する〝精神的DV〟〝経済的DV〟」 ⁡

DV相談(モラハラ相談)で多いのが、精神を患っておられる方からの、パートナーからの「精神的DV」を主張するものです。


大概は「パートナーからの精神的DVによって精神を患った」と主張されるのですが、それを法的に証明するのは簡単な事ではありません。


通常は、精神科の医者に
「配偶者からのDV行為によって 患ったものと思われる」
という診断書を提示する事になると思いますが、それが全て裁判で認められるとは限りません。


また「経済的DV」に関しても、もし相手が
「明らかに精神を患っている配偶者に 経済的な部分を任せるわけにはいかない」
と主張した場合は、それはそれで難しい判断になってくると思います。



精神を患っておられる方から見れば、自分にとって気に食わない相手の言動は全て〝精神的DV〟になるような面もあるので、そもそも その行為そのものが
「DVにあたるのかどうか?」
「あたるとしても、法的に対処できるレベルなのか?」
「〝離婚事由〟〝慰謝料請求の対象〟〝有責配偶者〟に該当するものなのかどうか?」
(該当しなければ何の意味もない)
という部分が、最も大きな問題になってきます。


よって、それらのものに該当しない場合のお答えとしては
「それでは、離婚するなり別居するなり一時避難するなりの方法で、相手と離れて下さい」
とお伝えするしかなくなります。
(これは警察でも弁護士でも役所でも、同じ事を言われます)

※精神を患っておられようとも、直接的暴力の伴うものの場合は 全くお話が変わって参ります。
「離婚事由」「慰謝料請求の対象」「有責配偶者」に該当する事になると思いますし、相手の「逮捕」も望めると思います。


このような〝紛れもない事実〟をお伝えさせていただいているにも関わらず、そのような方にこれらの事をご説明をすると〝怒る〟という行動に出る方がおられます。

無料で有益な情報をお伝えして差し上げているのに〝怒る〟ような方にお付き合いしている暇はありませんので、そのような場合は その時点で即ご相談を打ち切らせていただいております。

 

 

 

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