ストーカーについて
昨日は令和になって初の「現場での仕事」となりました。
東京都の八王子市の方へ「金銭トラブル」の「話し合い立ち会い」に赴いたのですが、偶然にもつい一週間前に叔父の納骨をしたウチのお墓から車で5分ほどのところです。
相手の恋愛感情を利用した借用という名の搾取で、もうかれこれ600万以上を取られており、一向に返済のない中 更に貸してくれと頼まれたそうで「会って渡す形であればいいよ」と伝えてもらい、その場に同席させていただきました。
「従兄妹」という設定で立ち会ったのですが、寂しい独身の女性を狙い、言葉巧みに言い寄り、相手の恋愛感情を利用してお金を奪う姑息で許しがたい案件です。
いきなり登場すると、こういう輩に限って鳩が豆鉄砲を喰らったかのような顔をして驚くのですが、法に触れないように細心の注意を払いながら上手に交渉を誘導し、債務の存在を認めさせ、返済の約束を取り付け、借用書を書いてもらう事に成功致しました。
最後にご依頼者様に対して反省の弁を述べながら涙まで流していましたが、どこまでが本心なのか分かったものではないので、全て完済されるまで一切油断はできません。
相手に「会って渡す形であればいいよ」と伝えて誘き出す事に多少の抵抗を感じていたご依頼者様のために、つい最近実際にご身内の方が亡くなられたので(相手もその事を知っています)その葬儀の際にこの話を聞いた「従兄弟」である私が、無理矢理そう言わせた体を取らせていただき、体裁を保つ形を取らさせていただきました。
とりあえず昨日としては、ご依頼者様にも大変喜んでいいただきましたので大成功と言っていいと思います。
「相手の恋愛感情を利用した搾取 ②」へ続きます。