ストーカーについて
民事請求を弁護士に依頼する際、通常 請求を掛ける側の場合は〝相場より高めの金額〟を要求するものですし、請求を受けた側の場合は〝相場より低めの金額〟を主張するものです。
(実際 物凄い〝どんぶり勘定〟で請求をする弁護士もいなくはありません)
よって お互いが弁護士に依頼した場合は、大概 その〝間〟が「落としどころ」(ほぼ相場)となるものですので、その〝相場〟が判断でき〝交渉力〟があれば、自分自身で相手方弁護士と折衝する事も可能だという事になります。
通常は 依頼者の意見も聞きながら双方の弁護士が話し合い、金額的に合意に達すれば それで和解となりますし、合意に達しない場合は 裁判所に判断を仰ぐ事になるわけです。
裁判になれば 裁判官の判断した金額が決定事項となるわけですが、なかなか自分の求めていた金額通りの判決が出るというのは難しいものです。
要するに どこかの時点で多かれ少なかれ〝妥協せざるを得なくなる〟可能性が高いわけですが、〝どこの時点で妥協をするか〟を見誤ると、結果的に大きく損をしてしまう可能性もあるという事です。
事実関係で争う場合、または お互いに主張する金額に大きな開きがある場合は、一般的には 弁護士に依頼するのが無難だと思います。
しかし 抗弁の余地があるのであれば、スキルがある人の力を借りる事などによって 必ずしも弁護士が必要ではないという事にもなると思います。
実は私は 22歳の時に、かなり大きい裁判を経験した事があります。
その時に 父親の会社の顧問弁護士をつけてもらったのですが、正直あまり○えない先生で、裁判で負けそうな状況になりました。
このままだとマズいと思い、必死で法律を勉強して(もちろん 自分の件に関係のある部分だけです)私から弁護士に「ここの部分を主張して下さい」など 幾度も提案や進言などをしつつ、周りが驚くほどの完全勝利を収めた経験があります。
ちょうど今、相手方弁護士の主張を180度ひっくり返す作業を進めているところですが、相手方弁護士の要求が 必ずしも正しいものであるとは限らないという事だけは よく覚えておいた方がいいと思います。
(もうしばらくで決着がつきますので、近いうちに内容を投稿できると思います)