ストーカーについて
昨日は 千葉県の方で浮気調査をして参りました。
〝浮気〟というよりは もはや完全に開き直っている状態で、捨て台詞を残して勝手に家を出て行き、堂々と徒歩5分のところで 浮気相手と半同棲しているような状況です。
(しかも その浮気相手も、誰もが知っている超一流企業のお偉方(単身赴任中)の妻である事が確定的です)
この手のお話は意外と多いのですが、このような場合は大概 完全に旦那さんに力で抑えつけられているか、奥さんが完全にナメられているような状況で発生しがちとなります。
ですが 旦那さんの方が力が上であろうが、どれだけナメられていようが、そのまま泣き寝入りする必要はありません。
しかし それにはまず、キッチリと「不貞行為の証拠」を取る事が重要です。
それがなければ何も始められないので、それは必須となります。
⚫︎浮気相手、または旦那様、または浮気相手と旦那様両方に 慰謝料を請求する
⚫︎立派な「離婚事由」となるので、相手の意思に関わらず離婚を成立させる
⚫︎立派な「有責配偶者」となるので、相手からの離婚の要求を拒否する
などの事ができますので、どれを選択するのかはご依頼者様の意思次第です。
〝結婚する〟事に対する意識(責任感)の低い人の多さには驚くべきものがありますが、勝手気ままにやりたい放題やって 慰謝料も払わずに済むと思っている人の多さには、更に驚くべきものがあります。
(ここまでの状況になると、概ね〝DV〟もセットになります)
この旦那さんは「バツ」がいくつかついているようですが、今後また同じような被害者を出さないためにも、ご依頼者様ご自身の精神衛生上の観点からも、このような人間にはキッチリとペナルティを与えるべきだと思います。
弊社にご相談をいただいた後、ご依頼者様がご自分で証拠を取ろうとして失敗(カメラを見つかって取り上げられてしまった)し、旦那さんの警戒心がMAXレベルになってしまっていました。
このようなケースに加えて、喧嘩をした勢いで〝調査をしている事〟をバラしてしまうご依頼者様もおられるのですが、わざわざ相手の警戒心を高くするという事は、調査難易度が上がり、結果的に調査費用が嵩む可能性が高くなりますので 絶対にやめるべきです。
あと 特に別居中は、相手方弁護士は決まって
「婚姻関係は事実上破綻しているから、不貞行為には当たらない」
と主張してきます。
しかし 別居期間半年や一年で〝婚姻関係の破綻〟が認められる事はほぼないので、そのような主張が通る事はまずありません。
本件は、浮気をしているだけでは飽き足らず 旦那様から離婚を迫られている(と言うか ガンガン脅されている)のですが、「離婚をしない」事がご依頼者様のご希望です。
驚くべき事に、以前依頼した探偵社には 総額で330万円払って不完全な証拠しか取ってもらえなかったようです。
昨日は 午後1時から深夜3時までの14時間 撮影をしながら張り込みましたが、ご依頼者様の情報(勘)が全て外れて空振りとなりました。
もし お伺いした情報通りであれば、交通費など諸費用込みの総額で「8万円掛からずに」証拠を取って差し上げる事ができました。
(〝現場〟を見た瞬間に感じましたが、私にはこの調査は容易です)
昨日が〝浮気相手の誕生日〟であった事を考えると そう判断するのも無理はありませんが、次こそは 正確な情報をいただけるものと期待しております。
証拠さえ取れれば、相手は〝有責配偶者〟となりますので、ご依頼者様のご希望である「離婚しない」という目的は達せられる事になります。
あとは 浮気相手に慰謝料を請求するなり、今後また 二人で会った場合などに対するペナルティを設定するなり、相手の旦那さんにこの事実を通知するなり、ご依頼者様の意思を尊重させていただく事になります。