ストーカーについて
付き合っている女性を妊娠させた途端に〝逃げ〟の体制に入る男は少なくありません。
もし中絶をするとなると、精神的にも肉体的にもダメージを負うのは女性ですので「相手に慰謝料を請求したい」というご相談が非常に多いのですが、法的に相手に請求できるのは「中絶費用の半分」のみとなります。
要するに 法的には
「妊娠をした事についても、中絶をした事についても、責任は半々」
という解釈なのでしょうから、もし 子供を作る気のない相手と性行為に及ぶ際は、女性の側からも積極的に避妊をする(避妊をさせる)必要があるという事になると思います。
本件も お付き合いしていた男性に〝妊娠をした事〟を伝えた瞬間に態度を豹変させて冷たくなり、そのうち一切連絡が取れなくなったという事でした。
オマケに 結構な額のお金も貸していたので、相手にとってはちょうどいい〝逃げの口実〟になったのかもしれません。
ご依頼は
◾️その男を捕まえて、交渉のテーブルに着かせたい
◾️貸しているお金を返してもらいたい
の二つがありました。
お腹の中の子供は日々成長しており、もし中絶をするのであれば その〝期限〟も迫っていたので、「緊急対応用のご契約」を行い 即着手させていただきました。
内容がシビアである事もあり、ご依頼者様とは膨大な量のやり取りをさせていただきましたが、当初は相手が余裕をカマして バカにするような態度を取っていたため
「それならそれでいいよ。
でも、一番困るのはアナタなんだよ。」
という事を 嫌というほど分からせてやり、10日ほどで全面解決をみる事ができました。
彼女の自宅(親も同居)で二人話し合う事に成功し、借用書兼返済計画書にサインをさせ、その男性は〝命の責任〟を取る腹を括り 近々入籍をする事に決まったそうです。
私が想定していたものとは少々違った〝着地点〟となりましたが、ご依頼者様が喜んでおられるので とてもよかったと思います。
本件は 弊社の〝ファインプレー〟であった事は疑いようもありません。
手前味噌ではございますが、弊社でなければ〝また違う結果〟だったであろう事と思います。
通常 これだけのミラクル的な大成功を収めた時は、お客様自ら「感謝のお言葉」を提供していただいたりもするのですが、内容が内容である事と、現在〝ツワリ〟が酷く精神的に不安定だという事で「お客様の声」を頂戴する事はできませんでした。