「結婚や転職など 債務者の〝環境が大きく変わった〟タイミングが絶好のチャンスとなります ② 」

お金を貸している相手が いよいよ何をやっても返してくれないような場合、または どうしても〝弱み〟を見つける事ができず 完全な膠着状態になっているような場合は、最後の最後には
〝相手の環境が変わるのを待つしかない〟
という事になります。
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相手が男性であれ女性であれ、一番大きく環境が変わるのは
「結婚」（または 真剣に結婚を考えるパートナーができた）
「就職」（転勤）
という事になりますが、まさにその時が絶好のチャンスとなります。
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日々偉そうな事を書いている私ですが、ここからは 私自身が〝ヤラカシた〟実体験の話です。
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私は つい2年ほど前まで、25年間以上 地元三鷹で先輩が経営していた
「焼肉 天竜」
の野球チームに所属していていたのですが、この話は20年以上前のものとなります。
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その店は 私の兄貴分的な存在であり とても人望のある先輩がやっていたお店だったので
（私の結婚式の3次会もこのお店でやったのですが、狂牛病騒ぎの際 その煽りを喰って店自体は閉店）
多い時は週三回くらいこの店で飲んでいたと思いますが、特に野球関係の集まりの時は その流れで先輩方に連れられて ほぼ自動的に近所のキャバクラに行っていました。
（今現在は キャバクラなど年に一回も行きません）
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ある時、野球の集まりの流れで そのキャバクラでいつものように7、8人で飲んでいると、いきなりフロアを歩いていた店の女の子に 顔面におしぼりを投げつけられました。
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ビックリ仰天してワケを聞くと
「この前 席に着いたのに、何で私を指名してくれないのよ！」
という事らしいのですが、その勘違いぶりが逆に面白くて、それ以降何度か（三回ほど？）野球流れでその店に行った時は 指名を入れてあげていました。
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それが 年の暮れの話だったと思いますが、年明けの正月の家族団欒の真最中に いきなりその女性から連絡があり
「今 私の家でホスト3人に囲まれているんだけど、今日中に溜まっている売掛金を払わないと、このまま沖縄のソープランドに売られるてしまうから 助けて」
と言われたので
「いや、恋愛感情も下心も義理も何もない俺が、何故あんたを助けないとならないのかな？？」
と言ったのですが、それでもあーでもないこーでもない言っているので、そのホストに電話を代わってもらって、とりあえずその場は〝不退去罪〟をチラつかせて帰ってもらいました。
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その後も〝200ヶ所以上のリストカットの跡〟などを見せられたりしつつ、散々「助けてくれ 助けてくれ」うるさいので 根負けをし
「じゃ、そのホストをうちの会社に呼びつけろ。」
と言って、千葉からやってきた（店は歌舞伎町）そのホストに身分証を提示させた上で 話をし
⚫︎もうこれで、お互い一切の債権・債務がない事
⚫︎もう二度と、その女性に請求・連絡・接触をしない事
⚫︎以降 その女性が店に来ても、入店を拒否する事
この三点を盛り込んだ誓約書を書かせて、400万円を一度その女性に渡し、その場でそのホストに返済をさせました。
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※当時の私にとっての400万円は 今の40万円ほどの感覚でしたし、タイプとは真逆の女性でしたので、一切恋愛感情や下心が無かった事は100%事実です。
その一方で、今思えば このホストとの売掛金の話は 出来レース（グル）だったかもしれません。
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その後一回か二回 少額を返済した後に、そのキャバクラから飛び 返済も滞ったので詰めると
「実は私は、元々堀○○でソープ嬢をやっていたんだけど、もうこうなったら またソープ嬢をやるしか道はない。」
（同情されるとでも思ったのか？）と言い出したので
「はいはい。
ソープ嬢でも あしたのジョーでも何でも構わないから、キチンと約束は守ってくれ。」
と言うと、しばらくして今度は 弁護士を介入させて時間を稼ごうとしたので、その弁護士事務所に乗り込んで 直談判をしたりもしました。
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その後も その弁護士をガンガン詰めていると
「依頼者と連絡が取れなくなった。
実はまだ 弁護士費用も払ってもらってないんです…」
と言うので
「ほらね？
言わんこっちゃないでしょ！？」
と伝えつつ、すぐに家に行ってみると もう既に引越していました。
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※そんな事をしても 全くの無駄なのですが〝逃げる〟ための時間稼ぎをするために、弁護士に依頼するようなケースは 非常に多いです。
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助けてもらった私や弁護士をも そのような形で平気で裏切るような事ができる人物ですから、その時点で
「今すぐ探して見つけ出しても、どうせ払えないだろう。
しばらく泳がせよう。」
という判断をしました。
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すっかり忘れていた時期もあったのですが、6年ほど経ってフッと思い出したので、ヨッコイショと重い腰を上げ〝暇な平日〟を選んで調査を開始しました。
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早朝から 関東近県の〝6ヶ所〟を周り、その日の夕方には〝現住所〟を判明させたので、その足で 高速に乗ってその家に行ってみました。
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すると ひょっこり本人が出て来たと思ったら、物凄い勢いで裏の方に連れて行かれ
「今一緒に住んでいる彼氏、真剣に結婚を考えている人だから、ソープで働いていた事がバレると困る。
これからはキチンと約束を守るから、絶対にその事は内緒にして。」
と言うので
「もちろん。」
と承諾し、雀の涙のような月々の返済金額ですが、それから15年以上経った今現在も〝一度の遅延もなく〟返済を続けてもらっています。
（あともう少しで完済となります）
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※ 特に女性に多いのですが、このように全て自分が悪いのに その全てを棚に上げ、女性である事をいい事に被害者ヅラをして、ありとあらゆる〝助け〟を得ようとする人が少なくないのですが、世の中そんなに甘くはないという事を キッチリ分からせてやる必要があります。
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この件は 私自らの恥ずかしい〝ヤラカシ〟なので、本来は内緒にしておきたかったのですが（これで女房にもバレます💧）個人的に知人から依頼された事など、私の実体験が弊社の業務上役に立っているような事は少なくありません。
（昔からよく 友人知人に〝トラブルの処理〟を頼まれました）
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その後も、業務上でも何度も このようなパターンで回収に成功した事例がありますが、特に〝頂き女子〟の代表格である「風俗嬢」（元風俗嬢）に対して「結婚」「転職」の機会を狙うのは 効果絶大です。
（その際の〝請求の仕方〟には細心の注意を払う必要があります）
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実際に
「えっ！？その金額で この状況で諦めてしまうんだ！？」
と思うようなケースが非常に多いのですが、何事も 諦めたらその時点で全てが終了となります。
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このように、諦めずに調査などを続けていれば、きっと必ずチャンスは訪れるものです。
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※添付画像は去年の夏のものですが（実は4日前にも この店に顔を出しました）焼肉天竜の元料理長で 野球チーム天竜の元エースでもある〝高橋直人〟君が、現在も彼の地元の八王子で「天竜」という焼肉屋さんをやっています。