カウンセリング
個人間で
「貸したお金を返してくれない」
「支払うべきものを払ってくれない」
ような場合は、概ね その相手から
『(頭が悪いから・行動力がないから・自分をビビっているから)何もできないだろう』
とナメられているという事になります。
実際に、その多くの方が〝やるべき事〟をやっていないのは 間違いのない事実です。
その〝やるべき事〟の一つとして、先日 二日間連続で合計5件の「住所確認調査」を行って参りました。
一つの案件は 本人の自宅、親の自宅、離婚した元妻(借金から逃れるための偽装離婚?)の自宅と三軒回ったので、案件数としては3件なのですが、東京 神奈川の五軒の家を回って、その全ての家の確認を取る事に成功致しました。
※〝確認の方法〟には色々とありますが、意外と効果的なのが〝近所の人への聞き込み〟です。
どうも この〝住所確認〟の重要性にピンと来ない方が多いようなのですが、返金(支払い)に応じない相手に対して、まず一番重要な事が
「現住所の把握」と「実際にそこに住んでいるかどうかの確認」
になると思います。
大前提として、返金(支払い)に応じない相手が
「住所さえも知られていない相手に対して、返済(支払い)意欲が湧くワケがない」
というお話は何度もしていると思います。
だからこそ まず〝現住所の把握〟が必要なわけですが、人からお借りた金を返さないような人間が
◾️お金を返さない(支払わない)本人から〝聞いた〟だけで、身分証で確認をしていない住所
◾️〝住所の確認〟をしてから時間が経っている住所
◾️人から伝え聞いた住所
などに今も実際に住んでいるかどうかは 全くもって分かりません。
※お金にだらしない人間は〝家賃の滞納〟や 〝借金の取り立て〟などで、どうしても引越しが頻繁になりがちです。
また いよいよデタラメな相手になると
「身分証で確認した住所」や
「新たに取得した住民票に記載されている住所」
でさえも、そこに実際に住んでいるかどうか 分かったものではありません。
※いよいよ〝借金まみれ〟の人間や〝悪い事ばかりしている〟人間は、住民票さえも移さない事が少なくありません。
要するに、相手と連絡が取れない(連絡が取れても 一切約束を守らない)以上、まずは〝現住所に対して〟請求を掛けるしかないわけですが、その住所に実際に住んでいるかどうか確認をしていない状況で請求を掛けても、まるっきりの無駄になる可能性があるという事です。
ですので、この
「現住所の把握」と「実際にそこに住んでいるかどうかの確認」
は、債権回収に成功させるためには、非常に重要な事となってくるわけです。
「実際に 家まで確認をしに来た」
という〝痕跡〟の残す事が、非常に効果的である場合もありますし、親兄弟や親族の現住所も把握して、それらの人たちに
「○○さんに連絡をくれるよう伝えて下さい」
とお願いをする事が、驚くほど効果的である場合もあります。
その相手にとって
【何が〝返済意欲を喚起するスイッチ〟になるのか?】
は なかなか分からない場合もあるので、色々と試してみる必要が生じるかもしれませんが、過去に20年以上 金融機関の債権回収部門に在籍していた私の〝知恵〟と〝相手を見定める眼力〟が フルに生かされる事になります。
この 二日間に及ぶ5件の「住所確認調査」の最後の調査が、湘南の海のすぐ近くだったので、夕方海に立ち寄って一人でしばらく黄昏て、地元で先輩が経営している居酒屋に顔を出して来ました。
その翌日には、家族で外食をして 長男坊の24歳の誕生日を祝いました😊