カウンセリング
貸したお金を返してもらえない場合、または 預けたお金を返してもらえない場合など、どうしてよいのか分からず 困り果てているような方からのご相談を 毎日複数件頂戴しております。
まず「貸している(預けている)証拠の有無」によって、大きく対処法が異なってきます。
【証拠がある場合】
証拠ある場合、または 後日証拠の取得に成功した場合は、早速 相手と接触して請求を始めます。
メールやLINE 電話などで 相手と連絡が取れる状況である(例え 返事のない一方通行でも)のであれば、まず その連絡方法で接触し請求します。
それらの方法での連絡手段がないのであれば、〝現住所〟を判明させなければなりません。
現状で把握していなくても、「以前の住所」や「携帯番号」(以前の携帯番号でも可)や「車のナンバー」などからでも調べられると思います。
因みに、その際 勤務先も把握できれば 更に回収成功確率が上がります。
請求の際は、普通に「早くお金を返して」などと言ってもまず応じてはくれません。
それでは応じてくれないからこそ 人に相談しているのでしょうから、そのような相手には〝効果的な文言〟をもって請求しなければなりません。
それによって 相手が返済に応じる姿勢を見せたら、具体的な返済計画を立てさせ、それを破った場合のペナルティ(合法の範囲内で)も設定します。
【証拠がない場合】
メールやLINE 電話などで、相手と連絡が取れるのかどうかによって対処法が異なってきます。
それらの方法で相手と連絡が取れる状況である(例え 返事のない一方通行でも)のであれば それらの方法で、連絡が取れないのであれば 上記の方法などで〝現住所〟を判明させて相手と接触を試みます。
事後であっても頭を使って戦略的に事を運べば 証拠が取れる可能性は充分あります。
ただし、ほぼワンチャンス(一発勝負)なので、慎重に用意周到に事を運ぶ必要が出てきます。
証拠さえ取れてしまえばこっちものもですので、あとは上手に請求をして 返済に応じさせるよう手を尽くす事になります。
「効果的な請求文言」と「証拠の取得」の部分こそが 弊社の真骨頂と申しますか 得意とさせていただいているところなのですが、大まかな流れとしてはこのようなものとなり、条件や相手によって 臨機応変に対応しなければならなくなります。
〝証拠があるパターン〟〝証拠がないパターン〟共に、ここまでの「対処法ご教示」をさせていただく事になりますが、詳細はご依頼後に 相手の反応を見ながら その都度その都度ご教示させていただく事になります。
ここまでやってもダメであれば、弁護士に依頼して請求してもらうなり、裁判に訴えるなりするしかありませんが、裁判までやっても払わない人は払いません。
「やってみなければ分からない」面もありますが、「どこまでやるか」を決める意味でも〝相手を見極める〟事が最も重要になってきます。
※相変わらず「警察に相談する」「相手の親に相談する」と仰る方が多いのですが、単純な金銭貸借を警察に相談してもどうにもなりませんし、相手の親には返済義務はありません。