ご近所トラブルについて

「外国人同士の金銭トラブル / 一括返済の強要 / 名誉毀損 」

先日 日本在住の外国人(東南アジア系)同士の金銭トラブルの案件を解決させていただきました。


相手方の要求は「借したお金を一括で返せ」というもので、ガンガンガンガン追い込まれ、SNS上でも何度も何度も
「ご依頼者様の実名を晒して〝お金を返してくれない〟と自身の被害を訴えている」
という、通常日本人ではあり得ないような 法を度外視した攻撃を加え続けているというお話でした。


それらの行為は明らかに 民事上の「名誉毀損」にあたりますので、相手方に慰謝料の請求が可能になります。
加えて、場合によっては 刑事上の「名誉毀損罪」にあたりますので、警察に被害届を出す事も可能になります。


ご依頼者様のご要望は
①SNSへの実名投稿をやめさせたい
②借金返済の分割払いを了承させたい
③できれば、名誉毀損で訴える事まではしたくない
という事でしたが、もう既に相手の弱みをガッチリ握っていますので、当初は簡単に解決させられると思っていました。

しかしその相手は、その地域の その国の人たちのコミュニティのボス的存在であるようで、何を言おうが一切引かず、日本の常識が全く通用しません。


自分が違法行為を犯していようが不法行為を犯していようが、そんな事は一切お構いなしで
「被害者は私だ」
「お前にそんな事を言う資格はない」
「今すぐ一括で返せ」
の一点張りをワザワザSNSで発信し、更にガンガン脅してきます。


過去日本もそうでしたが、国や時代によっては 自分の妻を寝取った相手は殺してもいいというところもあるように、まさに
「何らかの迷惑を被った人は何をやっても許される」
という常軌を逸した感覚です。


よって、もはやこれは裁判にして キッチリと自分の非を分からせてやり、ギャフンと言わせなければならないかなと思い始めていたところで、相手の攻撃がピタリと止んだので、畳み掛けるように一気に押し切ったような形で 実質的にこちらの要求を全て飲ます事に成功致しました。



ご依頼者様も相手方も もうそれなりに長い年月日本に住んでいるとはいえ、日本人とはモノの価値観や モノの考え方が違う事は確かであり、言葉のやり取りや文字のやり取りも難しかったので、色々な意味で かなり苦労をした案件となりました。


概ね外国人は 日本人と比べると〝自己主張〟が強いのですが、それが正しい主張ならともかく、意味不明な全く根拠のない主張が多く、それを指摘すると不貞腐れてニ週間以上連絡が取れなくなったりもしました。


その時点で もう放っておこうかとも思いましたが、見事に問題を解決して差し上げ、現在 充分その恩恵を受けているにも関わらず、何故かご依頼者様にあまり感謝されていないという、理解に苦しむべき状況でもあります。


〝外国人同士の対人トラブル〟はもう何度も対応させていただいておりますが、最も大変だったと思います。


もちろん ご依頼をいただければ対応させていただきますが、やりたいかやりたくないかと問われれば、正直 後者の方かもしれません。


いくら お金を貸す時の約束が〝一括返済〟であったとしても、差押えられるもののない本人が「返すお金がない」「返せない」と言っている以上、実質的に 相手の提示する〝返済方法〟を飲むしかなくなります。

これを分かっていない人が驚くほど多いですが、極端な話 差押えられるもののない人(まともなところで働いていない人)にお金を貸した以上、返済期日の約束などあってないようなもので、全て相手の〝良心次第〟だという事です。
(特に 相手にナメられているような場合は尚更)


そのような場合、人に(または業者に)借りる事を求める人もいますが、決して強制はできません。


そうなると、そのうちきっとシビレを切らして 何かしら〝ヤラカス〟ものですので、まさにその時がチャンスとなります。


お金を借りている相手に ガンガン脅されているような場合、その逆で お金を貸した相手が一向に返してくれないような場合は、お気軽にご相談下さい。

 

 

 

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