金銭トラブルについて

「真剣に付き合うという約束でお金を渡したら、一度体の関係を持った後に逃げられた / ひととき融資」

先日は
「真剣に付き合うという約束で30万円渡して、その足でラブホテルへ行き一度体の関係を持ったら、そのまま逃げられた。
どうしても30万円取り返したい。」
というご相談をいただきました。

 

加えて、事が終わった後の帰り際に 30万円取り返そうと相手のバッグを引っ張って転倒させ、相手が救急車で運ばれて警察沙汰になったという、誠にどうしようもない案件です。

 

 

そもそも男女がお付き合いをするのに〝お金のやり取り〟が条件になる事自体普通ではありませんが、その直後に肉体関係を持ったのであれば「ひととき融資」にあたる可能性が高いと思います。

 

〝ひととき融資〟は公序良俗に反するため、契約自体が無効となり、基本的に返金を請求できません。

 

また、これが仮に〝贈与〟したものであるとすれば、贈与されたものは当然 返却する義務がありませんね。

 

本件は その直後に一度肉体関係を結んでいる以上「真剣に交際をしていない」とは言い切れず、詐欺罪にも該当しないと思います。

 

よって「法的な対抗手段がないでしょうし、それなりにいい思いもしたので、高い勉強代だったと思い諦めるしかないのではないでしょうか?」
とお伝えしました。

 

 

相手もロクでもない女性である事は間違えありませんが、納得がいかず その後も〝あーでもないこーでもない〟嵐のように電話を掛けてきたので、通常業務への支障を考え 仕方なく着信を拒否させていただきました。

 

こちらが何度も「対応不能」とお伝えしているのに、無料相談の段階で 全て自分の責任の元に起こしたトラブルを 他人に解決を〝強要〟する事自体 尋常ではありません。

 

まさに 非常識な人の巻き起こす 非常識な案件の 非常識な相談という事になりますが、これこそが非常識な人が非常識と言われる所以でもあります。
このレベルになるともはや、トラブル相談というよりは「ご自分の非常識さ相談」と言った方がいいでしょう。

 

本人は全くもってそれが分かっていないようでしたので、今後もトラブルを起こし続けるのでしょうが、例えれば「象の鼻は長くない」と言い切るような方への対応は 一切不可能です。

 

 

今回は 相談者男性も酷い方でしたが、実際問題として 風俗関係、ホスト、出会い系サイト・マッチングアプリ・婚活サイト、出会い系バー(婚活バー・シングルスバー)などには、このような
「非常識な男性を狙っている非常識な女性」
「非常識な女性を狙っている非常識な男性」
が少なからずいる事は事実で「非常識な人×非常識な人」はかなりの高確率でトラブルに発展します。

 

実際に「えっ!?」と驚くようなトラブルは、大概はこれらのところが出会いの場になっています。

 

風俗やホストクラブ、出会い系サイト・マッチングアプリ・婚活サイト、出会い系バーなどを利用するのも宜しいですが、その際は充分お気をつけ下さい。

 

 

 

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