浮気・不倫

「不倫恋愛の末路 / 愛と憎しみは表裏一体」

私は今まで 業務上数多くの「不倫恋愛」を見てきました。


その多くは「実らぬ恋」となりますが、その最後は大概〝憎悪〟に満ちたものになりがちです。


⚫︎片方にだけ配偶者がいるパターン
⚫︎両方に配偶者がいる いわゆる〝W不倫〟のパターン
⚫︎片方に配偶者がいるのに それを内緒にしているパターン(貞操権侵害の可能性大)
⚫︎「援助交際」「パパ活」なども含めた、見返りとして金銭の授受が発生する「愛人契約」パターン。
⚫︎結婚の意思がないのに、結婚をエサに金品を騙し取るパターン(結婚詐欺の可能性大)
⚫︎結婚の意思がないのに、結婚をチラつかせて 相手を繋ぎ留めているパターン。
⚫︎根拠のない〝被害〟を訴えて「配偶者や職場にバラす」と脅されているパターン。
⚫︎お互い立場を理解しつつ「大人の割り切った関係」であったはずが、片方の気持ちが変化した事によって、憎悪の感情に変わるパターン。


等々様々なパターンがありますが、この中のものが複数重複しているような場合もあります。


不倫である以上 全てのパターンでトラブルに発展する危険性があるのですが、経験上 一番厄介なのが最後の三つです。


そもそもが、相手に配偶者がいる事を承知の上で その相手との交際を選択する時点で「あまり普通とは言えない人」という事になると思います。
(もちろん、自分に配偶者がいるのに 他の異性とお付き合いする方も同様です)


そのような相手と 危険を承知の上で交際をすれば、その交際が長くなれば長くなるほど、相手の〝要求〟が増してくる事は 想定の範囲内とも言えるでしょう。


不倫絡みのトラブルで、よく出てくるキーワードが「嘘をついた」「騙した」「傷ついた」という言葉です。


しかし、単純に「嘘をついた」「騙した」「傷ついた」というだけでは、ほとんどの場合 違法行為にも不法行為にも該当しません。


そうなると「嘘をつかれた」「騙された」「傷つけられた」と思っている方は、その瞬間から相手への気持ちが〝愛〟から〝憎悪〟へとシフトし、何らかの〝仕返し〟を考える事が多くなります。


不倫恋愛は特に、多くの場合 男性は「性的欲求」を満たしたいという側面が強く、女性は「相手の気持ち」だったり「独占」や「安定」を求める傾向が強くなります。
(割り切っている場合は、対価としての〝お金〟)


その時点でもう既に〝目的〟が大きく食い違っているのですが、その〝ズレ〟を誤魔化すためにも〝嘘〟をつく必要性が生じたりするわけです。


最初は小さな嘘かもしれませんが、嘘を隠すためには また更なる嘘をつかなければならず、結果的に相手に恨まれるような嘘をつく事になるのです。


最終的に、女性としては
「性欲を満たすためだけに私を騙し続けた」
という意識なり、どうしても許せないという感情に発展してしまうわけです。
(そこに〝婚期〟の問題だったり〝妊娠中絶〟などが絡むと、尚更です)


その気持ちは充分理解できるのですが、その一方で、「略奪婚」がないわけではないとはいえ、正直 略奪婚をして幸せになった人をあまり見た事がありません。


それは一言で言えば
「好きな異性ができたからといって 簡単に配偶者を捨てる人」
「配偶者がいる異性と付き合って、その配偶者からその人を奪う事を何とも思わない人」
そういう人同士の結婚だから、という事になるのだと思います。


それらの問題に対する「対応策」ですが、あまりにもパターンが多いので、一つ一つご説明する事は この場では割愛させていただきます。


同じような案件でも、どちらかと言えば加害者側なのか どちらかと言えば被害者側なのかによっても 対応策は180度変わってきますし、「相手の性格」「握っている(握られている)弱み」などによってもサジ加減などが変わってきますので、本当にケースバイケースとなります。


いづれにせよ、共通して言える事は
【基本的には どのような状況であれ、お互い同意の上での交際に関しては〝片方の意思のみ〟で、いついかなる時にでも別れる事ができる】
(そこに道義的責任などが伴うのかどうかは別として)
という事であり、それを拒否 または妨害する権利はどこの誰にもないという事です。


「不倫恋愛」に関しては、まだトラブルに発展していないような段階であっても「不倫恋愛カウンセリング」(不倫恋愛カウンセラー)という形で対応させていただいております。

特に このような不倫関係においては、トラブルに発展する前に「やっておくべき事」「やっておいた方がいい事」がいくつかありますので、このような問題でお悩みの場合は お気軽にご相談下さい。



※ 敢えて賛成はできませんが、不倫恋愛を真っ向から否定するものではございません。
人間も動物である以上、一定数は必ず存在して然るべきものと認識しています。

 

 

 

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