嫌がらせ・ハラスメントについて

「お金を返してくれるまで別れられない / 別れた途端にお金を返す意思がなくなった 」

弊社にご相談をいただく〝金銭トラブル〟の中には
「彼氏(彼女)と別れてしまうと お金を返してもらえなくなるのが目に見えているので、別れるに別れられない」
というものや
「彼氏(彼女)と別れた途端に、お金を返す意思が見られなくなった」
というものが とても多くなっております。

「もうスッカリ愛想を尽かしていて、気持ちがあるフリをするのもシンドイので、お金を返してもらった瞬間に別れたい」
とハッキリとお伝えいただく方もおられるのですが、実際問題として ご本人が
〝お金を返してくれるまで別れられない〟
と思っている時点で、もう既に 相手には返済の意思はない事がほとんどです。


一度〝お付き合い〟をすると〝まあまあなあなあ〟な関係となるケースが多い上に、お付き合いをしている中で 色々な事を〝知られる〟事によって、相手にすっかりナメられてしまっているような状況になっている方を 数え切れないほど見てきました。

結婚相手でもそうですが、そもそもが 通常は
「お付き合いしている相手をナメる、お付き合いしている相手からナメられる」
という状況になる事自体あり得ない事であり
「人を見る目のない人」
「慎重に相手を選ぶ〝余裕〟のない人」
「ご自身も同じようなタイプである人」
などが、高確率でこのような相手を選びがちであるという現実があります。

※「別れたくないけど、お金は返してほしい」
というご相談もあるのですが
〝普通に 借りたものを返さない相手〟
であるのであれば、否が応でも
〝ある程度強引に返してもらうしない〟
(真正面からケンカをするような状況になる)
という事になりますので、通常は その後も〝仲良しこよし〟というワケにはいかなくなると思います。


実際に
「別れたら 借りているお金も返す必要がない」
と思っている輩が多いのは事実ですし、別れを切り出された方が その〝腹いせ〟に返さないようなパターンがあるのも事実です。

しかし 言うまでもなく、お付き合いをしている最中であろうが 別れた後であろうが、借りたものは(その証拠があれば)返す義務があります。

相手が返済に応じない最大の理由が
「ご自身がナメられているから」
である場合は、まず一番最初に
「ナメられている状況を打開する」
作業をする必要があります。
(これは 全ての〝金銭トラブル〟に共通して言える事です)

その上で、現状で支払いの意思のない相手を どう
「返済ないと面倒な事になりそうだな」
「返済してしまった方が得策だな」
と思わせるかが重要となり、場合によっては相手の〝弱みを突く〟作業なども必要になってくるかもしれません。

理詰めで相手が言い訳のできない状態にして、相手に全面的に非を認めさせ、観念して返金に応じさせるように仕向ける必要があります。

 

 

 

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