嫌がらせ・ハラスメントについて
先日 鹿児島県の方へ赴き、軽く5,000万円超えの〝結婚詐欺〟に対して、ご依頼者様の〝従兄妹〟というテイで、その詐欺師との交渉に同席をさせていたきました。
本件は
⚫︎金額が非常に高額である事
⚫︎その相手は お金を借りるために、何度も〝結婚を期待させる〟ような発言をしていた事
⚫︎それだけの金額を借りているのに、いまだに一銭も返していない事
⚫︎ご依頼後に 弊社の方で調べたところ、相手は既婚者であった事
(現在の家族構成から 離婚した元奥さん、両親や兄弟や祖父母まで、全て調べ上げました)
この四つの事から、詐欺罪(結婚詐欺)に該当する事が確定的だと思われました。
そこでまず、その相手との交渉に同席させていただく前に
〝詐欺(犯罪)に該当する場合にやっておくべき、かなり効果を期待できる事〟
をやっていただき、私の予想通り その〝作戦〟が見事にハマったので、相手と交渉する前の段階で 成功する確率が高い事を確信していました。
また いつものようにお金の無心をされたので〝会った時に貸してあげる〟と伝えていただき、相手と会う(おびきだす)段取りをつけていただきました。
相手は 私が登場した瞬間に観念をしたので、非常にスムーズに話を進めていただく事ができ、何一つ揉める事はなく話が進んだのですが、いかんせん被害金額が大きかったので〝返済方法〟の折り合いをつけるのに苦労をしました。
2時間半に及ぶ話し合い(交渉)の中で、相手はご依頼者様の主張する金額を全て認め、全てに対して素直に応じ
『初回は ◯月◯日までに◯万円(ある程度まとまった金額)を返金する。
二回目からは 毎月◯日に◯万円づつの均等払いとする。
一年に一度、毎年◯月の末に、金額の増額を検討する』
という事に決まり、法的に有効な形で書類も作成致しました。
※ 注
強く〝一括返済〟を求める方も少なくないのですが、ない袖は振れないですし 無理だと言われたらどうしようもないので、結果的に ほとんど全ての場合で分割払いとなります。
一括返済を執拗に求め続けたり、月々の返済額を無理矢理吊り上げたりすると、相手の返済意欲を削ぐ事になりますので、結果的に〝一銭も返してもらえない〟という事になり得ます。
一銭も返ってこないよりは、少ない金額でも月々返してもらった方がマシであると言えますので、それらのものを強要し続けるのは 絶対に得策ではないと思います。
通常であれば、金額が大きくなればなるほど このような約束(分割払い)がキチンと守られる可能性は低くなるのですが、事前にガッチリ相手の〝弱み〟を掴んでいるので、少なくとも当分の間は キチンと約束を守ると思います。
手前味噌ながら〝従兄妹の私〟の存在なしでは、この結果は得られなかったと言い切ってもいいと思います。
このように
「相手に逆恨みを受ける事なく、非常にスムーズに、誠に平和的に話がついた」
のも〝私の同席〟なしでは まず考えられなかったと思いますが、ご依頼者様にはとても喜んでいただいたので、わざわざ鹿児島まで呼んでいただいた甲斐がありました😊
相手はスッカリ〝借りてきた猫〟のようになっており〝全く危険性はない〟と判断したので、ご依頼者様がまだ その男を〝想う〟気持ちが見えていたため、最後の最後に 私の提案で10分ほど〝二人きり〟で話をする時間を設けたのですが、その後は吹っ切れたようなお顔で 私とハイタッチをされていたので、とてもよかったと思います😊
本件ご依頼者様から「お客様の声」を頂戴致しました。