詐欺、脅迫等犯罪トラブルについて

「単純な〝金銭貸借〟でも罪に問える可能性 / 二重スパイ 」

通常「金銭貸借」(お金の貸し借り)に対する〝返してもらえない〟というトラブルは、刑法には触れないので 警察に相談しても仕方がありません。
民事的に対処するしか方法がないという事になります。


詐欺師、または 借りたお金を一銭も返さないような詐欺師的な人物は、〝差し押え〟できるようなものが全くない(まともなところで働いてもいない)事がほとんどです。


よって 民事的には怖いものなど一切なく、唯一恐れているのが〝逮捕〟だけとなり、逮捕される恐れのない「金銭貸借」は〝余裕で逃げ切れる〟というケースは少なくありません。


唯一の例外として、犯罪(詐欺罪)に該当する可能性としては
「一切返済の意思がないのに借りた」
という事を証明できた時ですが、例えそうであったとしても それを証明(証拠を取得)するのは至難の業です。


実際のところ 最初から返す意思がないのにお金を借りる人自体は 掃いて捨てるほどいるのですが、事実上 ほぼ全ての金銭貸借は刑法に触れない(詐欺である証明ができない)ので「民事的に対処するしかない」という事になるのです。



先日
「親が相当な資産家だから、いざとなれば 親に頼めばいくらでもお金を出してくれる」
という幼稚な手法で相手を騙し、ほぼ4桁のお金を借りて 一銭も返さず行方をくらませたという案件のご相談をいただきました。
(そもそも 親が金持ちであろうが何であろうが、親には一切返済義務はないので、断られたらそれまでです)

現在は 住んでいた家を出て ホテルを転々(これが一番厄介です)としているようですが、唯一一人だけ 共通の知人でその人物と密に連絡が取れている人がいるそうです。

その知人の方に対しては
「こんなもん余裕で返さないよ。返す必要もないしね。」
に加えて
「最初から返すつもりがなかった」
という〝ニュアンス〟の事をペラペラと喋っていて、こちら側(ご依頼者様側)の動向を色々と聞いているようですので、これはチャンスだと思い 一計を案じました。

まず その知人の方を仲間に引き入れる事を画策し、それに成功しました。
次に、その知人の方に こちら側の動きを相手に伝えてもらって(当然フェイクも混ぜて)相手を完全に信用させる事に成功しました。


あとは「切り出し方」(誘導方法)と「タイミング」次第となっているのですが
「最初から返す気がなかった」
という〝言質〟が取れれば 相手の〝負け〟は確定となり、もう逃げる事はできません。


民事裁判は怖くもなんともない輩でも、まず間違いなく警察には絶対に逮捕されたくないものなので、結果として 返金に応じるしかなくなる事になります。



多少汚い手を使う事にはなりますが、そもそも汚い事をしているのは相手なので、特別問題はないと思います。
そのような相手には、法に触れない限り 使えるものは何でも使ってしまって構わないと思います。


16世紀以後 現在に至るまで、世界の勢力図を裏から動かしているのはスパイの存在であり、スパイの存在抜きで 現在の世界を語る事はできません。


泣きを見る人や 敗者というものは、戦うより前に〝賢さ〟の部分で相手に負けてしまっている事がほとんどです。
〝歴史〟を見れば明らかですが、結局は〝賢い〟方が勝つようにできているのです。

(〝ズル賢さ〟も含め)

時には「戦争をするより破壊力がある」とも言われる〝スパイ行為〟ですが、最近「スパイの手法」を勉強しているので 瞬時にこの作戦を閃きました。


その知人の方には「二重スパイ」をやってもらった事になりますが、どのように〝お礼〟をするのかは 弊社の関知するところではありませんので、その辺はご依頼者様にお任せしております。

 

かなり調子に乗っているようですので、近々に成功する事はまず間違いないと思います。

 

あとは 詐欺として被害届を出すなり、それを交換条件にして返金を求めるなり(この部分は上手に行う必要があります)相手を逮捕してもらった上で返金を求めるなり、ご依頼者様の意思を尊重させていただく事になります。

 

 

 

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