「盗聴器調査 / 社会的地位の高い人が行うDV 」 ⁡

昨日は 神奈川県の方へ〝盗聴器調査〟に行って参りました。

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基本的には その家に侵入しなければ盗聴器を仕掛ける事はできないのですが、盗聴器を仕掛ける相手としては
◾️配偶者または家族や親族
◾️彼氏彼女または友人
◾️家に入る事ができる何らかの業者
◾️不法侵入者
◾️ごくごく稀に〝大家〟
◾️以前から（前の入居者の時から）仕掛けられていたもの
などになると思います。

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本件は、配偶者が以前から盗聴器を仕掛ける事を仄めかしていた上に、直近でご依頼様の仕掛けたと思い込んでいる盗聴器を探すために 盗聴器発見業者に依頼をしていた事が発覚したという状況でした。

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盗聴器調査のご依頼を受けると、色々とお話をお伺いした上で 状況などを鑑みて、経験上
⚫︎恐らく仕掛けられていない（思い過ごし・被害妄想）
⚫︎恐らく仕掛けられている
⚫︎どちらとも言えず、五分五分である
という事の見当がついてしまうのですが、本件は本当に五分五分であると感じていたので、かなり気合を入れて調査を行いました。
（その配偶者の性格から考えても充分あり得る事でした）

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盗聴器が仕掛けられている場所としては
1 一般家庭 32.7%
2 ホテル 19.1%
3 オフィス 8.6%
4 風俗店 4.0%
5 飲食店 3.3%
となっており、実際に 現在盗聴器で使われている盗聴波の周波数としては
UHF帯の
398.605MHz
399.455MHz
399.030MHz
が断トツで最も多いものとなっております。

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これらは『盗聴3波』と呼ばれており、現在 普通に流通している盗聴器のほとんどのものが、この周波数帯のいづれかであると言ってもいいです。
これにVHF帯の
139.970MHz
140.000MHz
139.940MHz
を加えたものが『盗聴6波』と呼ばれており、一般家庭に盗聴器が仕掛けられているとすれば、この6波のどれかである可能性が非常に高いと言えます。

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弊社では、これに加えて 可能性があると思われる全26波の周波数帯をお調べして差し上げております。

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その他にも全く可能性がないかと言えば 全くないわけではないのですが、国家のスパイが行う他国の政府要人への盗聴や、産業スパイが行う他国の大企業の重役への盗聴でもない限り、盗聴器の改造技術の高さや金額の面から考えても、その可能性は限りなくゼロに近いのではないかと思います。

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ひと口に「DV」と言っても 様々な種類のもがありますが、知能の高い方 社会的地位の高い方の行うDVは、狡猾かつ陰険なものになりがちで、難易度の高いものとなります。
（頭がいい事に加えて、その社会的地位を失いたくないため）
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そもそも 超難関国家資格が必要な「先生」などには意外と〝変わり者〟が多かったり、コミュニケーション能力に疑問符がつくような方がいたりもするのですが、知能や社会的地位が高いが故に プライドが高く自己愛に溢れており、パートナーを完全に見下しているようなケースも少なくありません。

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DV被害者の方にも〝何らかの原因〟があるのが常なので、被害者の方のお話をお伺いしていると 必ず一つや二つは〝独特の違和感〟を感じるものですが、昨日の方は一切そのようなものを感じませんでした。
（仰っている事もとても常識的で、その空気感も含めて とても好感の持てる方でした）

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1時間以上掛けて 玄関 廊下 サービスルーム（物置）洗面所も含めて、全ての部屋で全周波数帯を調べましたが、一切盗聴器は見つかりませんでした。
昨日現在では ご依頼者様のご自宅に盗聴器は仕掛けられていないと断言しても宜しいのではないかと思います。
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発見する気満々で伺った私としても、盗聴器が仕掛けれている事を〝別居の理由〟にしようとされていたご依頼者様としても、一瞬残念な気持ちにもなりましたが、安心をした事には間違いがないので 共に自然と笑顔になりました。

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調査終了後も1時間ほど ご依頼者様の相談に乗らせていただいたのですが、調査中にも ご相談に乗らせていただいている間にも、1歳の娘さんに懐かれてしまって参ってしまいました😅

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最初は警戒心を持っていたようで かなり訝しげに私を見ていたのですが、すぐに「優しい（オモロい）オジサンだ」と思ったらしく、こちらが照れてしまうほどベッタリと懐かれました😅
（私の膝の上で寝ようともしていました）

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初めて家にやってきた ウスラデカい知らないオジサンに、あこそまで人懐っこく接する1歳児も珍しいのではないかと思いますが
「お父さん（男の人）には本当の愛情を受けていないんだな」
と悟った私は、更にご依頼者様の主張が正しいものだと確信をしました。

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仮に盗聴器が仕掛けられていたとしても そんなものは〝序の口〟に過ぎず、ご依頼者様の抱えておられる問題は非常に根深いものです。

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まだまだ問題が山積みで、これからが本番なのですが
「実は 私の旧姓も同じですので、一方的に親近感を覚えています」
と仰っていただきましたし、せっかく娘さんとも仲良くならせていただいたので、この先も出来る限り お力になって差し上げたいと思っております。