いじめについて

「いじめ」について

いじめにも色々なケース、色々なタイプがあります。
 
あれだけ社会問題化したので、近年では暴力を振るったり虐待をしたりするあからさまな攻撃的ないじめは減ってきたように見えますが、その分陰湿度が増しているように思います。

 

はじめはふざけあい、じゃれあいからいじめに発展することも多くあります。
「いじり」から「いじめ」に発展するケースも非常に多く、両者は紙一重と言えます。
大人の世界では「いじられる」事は人気者の証のようなところがあり、「いじられる」事をよしとする風潮があると思いますが、子供は「いじられる」事に抵抗感をもつ子が多く、それに拒否反応を示しているうちに「いじり」が「いじめ」に発展してしまう事も珍しくありません。

 

あと一番やっかいなのが「無視」です。
しかもこれを、学校などの閉塞された空間で、集団的にやられた時の子供のダメージは相当なものがあります。
 
以前ご依頼いただいた案件で、加害者の親御さんと話していて「何故無視する事がいけないのか?嫌いな人間を相手にしない事が悪なのか?」と言い返され、答えに窮してしまった事があります。
確かに、集団で示し合わせて無視する行為は問題ですが、個人が接したくない相手を無視する行為までは咎める事はできません。
「他の子も無視しているのかもしれないが、ウチの子はウチの子の意思で無視しているだけだ。皆に嫌われるような事をしているその子にも問題があるのではないか?」
と言われ、ますます何も言えなくなってしまった苦い経験があります。
他には何も「いじめ行為」はなく、単に「無視」だけの場合は、非常に難しい問題になります。

 
 

子供の世界はその国の社会の縮図です。
今の日本の子供のいじめ問題は日本社会そのものです。
 
擁護するつもりは一切ありませんが、生真面目がゆえに陰湿になってしまう部分もあると思います。
世界一と言っていいほど健全で人に気を遣う事のできる民族なのに、本当にもったいなく感じてしまいます。
生真面目さの明と暗とでも言いましょうか…

 

不快なあだ名で呼ばれていたり、家で学校の話をすると不機嫌になったり、何気ない日常の中にいじめの予兆は存在しています。
耐えきれないいじめに誰にも相談できずに自ら命を絶つ子供が毎年存在しています。

 

まず気づいてあげて下さい。
 
そして助けてあげて下さい。
 
子供を助けてあげられるのは、親であるあなたしかいないのですから。
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