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「カウンセリングの重要性」

投稿日:2018年11月21日

被害者の方はもとより、加害者へのカウンセリングは時に大きな効果を生む事があります。
また、その双方が揃った状態でのカウンセリングも、事案によってはとても大きな成果が期待できます。

 

弊社は被害者の方はもちろん、加害者本人に対してのカウンセリング、被害者加害者双方が揃った状態でのカウンセリングも承っており、特に加害者に対しては充分話を聞いた上で「諭す」という事に重点を置いております。

 

例えば、ストーカー加害者の場合です。
ストーカーが純粋な恋心とはとても言い難いですが、「恋は盲目」とも言いますし、本人は完全に前が見えなくなっている状態とも言えるでしょう。
擁護するつもりは一切ありませんが、もしかしたら考えようによってはそれだけ純粋な人間である可能性もあります。
その場合は、その心をどう解きほぐしてやるか、どう「あなたがやっている表現方法は間違っている」事を分からせてやるかがとても重要になってきます。
私の経験上、ストーカー加害者もそれなりに「引け目」を感じており、いざ対面すると意外なほど素直に観念するケースも少なくありません。

 

DV加害者の場合は、相手はあなたより【優位な立場に立つ】事で【様々な得をする】事が最終的な目的であると断言できます。
そこに「平等」や「パートナー」という意識は一切ありません。
まずは「あなたというパートナーを失うリスクを負ってまで、これから先も得をし続けたいのか?」という事を見定めます。
もし、これへの判断が「イエス」だった場合は、もうほぼ手の施しようがないので、弊社としては離婚・別離をお勧めします。
しかし、もし「ノー」だった場合はまだ立ち直るチャンスはあるので、粘り強く相手の考え方を正しい方向へ誘導していきます。

 

ストーカー加害者にせよDV加害者にせよ、カウンセリングや話し合いで目が醒めるケースもあれば、逮捕されて初めて目が醒めるケースもあるでしょうし、中には逮捕されても目が醒めない人もいるでしょう。
そればかりは相手次第ですので、柔と剛、対話と強硬、実際色々と試してみないと分からない部分でもあります。

 

尚、加害者を弊社へお連れするのは困難だと思われますので、出張カウンセリングも承っております。

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