代表のブログ

「ホームラン」

投稿日:2023年03月09日

いよいよ 昨日から開幕した「WBC」が盛り上りを見せておりますが〝本当の日本のベストメンバー〟が世界と戦う姿を見たかった私としては、鈴木誠也選手の出場辞退は本当に残念で仕方がありません。

その分 吉田正尚選手、近藤健介選手、ヌートバー選手らが頑張ってくれると信じていますが、何故か今回は〝敗者復活戦〟がないので その分一発勝負の怖さを感じています。


私は 現在も地元三鷹市の野球チームに所属しており、最盛期100チーム以上あった三鷹の野球連盟の2部リーグ(全4部、一時1部リーグでもやっていました)で野球をやっております。


20代30代がほとんどの2部リーグ(最盛期30チーム以上)の中で 何度も優勝をしたこのチームで、50を過ぎた現在も「四番サード」をやらせてもらっています。

シンドイ事の多いスポーツにも 必ず〝気持ちいい瞬間〟というものがあると思いますが、その瞬間を求めて そのスポーツをやっていると言ってもいいと思います。

私は過去 水泳、野球、アメリカンフットボール、ゴルフ、スノーボード、空手などをやっており、それぞれ〝気持ちいい瞬間〟がありましたが、最も気持ちいいのが 野球でホームランを打った瞬間です。
(ゴルフ スノボー 空手に関しては、やめたわけではなく 現在数年間お休み中です)



通算何本ホームランを打ったか よく覚えていませんが、印象に残っているホームランが何本かあります。

一度だけ2打席連続でホームランを打った事があるのですが、その試合に助っ人で来ていた 東京六大学で現役バリバリでやっている大学野球部の子に
「本当に45歳過ぎているんですか?
さっきのホームラン、神宮球場だったら軽く上段までいってますよ!」
と驚かれた事が印象に残っています。


また 相手方のチームの助っ人で来ていた、甲子園で三度優勝している「日大三高」の 前年までエースだった子と対戦し、生まれて初めて見るような高速スライダーをホームランにした事も 思い出に残っています。

あと 私は小学校高学年の3年間しかキチンと野球を習った事がなく ほぼ完全に自己流なので、〝引っ張り〟専門で〝流す〟〝おっつける〟という事を知りませんでした。
30歳をだいぶ過ぎてから〝右に打つ〟という事を覚えたのですが、ライトオーバーと右中間に二本だけ放った 右方向へのホームランも印象に残っています。


25、6年在籍した今のチームも、キャプテン的メンバーの事故死や エースの仕事上の転属などにより人数が集まらなくなり、ここ1年間大会に参加できておらず 実質的に〝休部〟のような形になっているのですが、このまま解散となってしまう事がほぼ確定的です。


まだまだやれると思いますし、唯一継続的に続けているスポーツでもあるので、移籍先チームも探しているのですが、なかなか見つからない状況です。

このままもう1年間野球ができなければ、年齢的にももう〝野球をやる体〟には戻れなくなくなると思うので、頑張ってもうひとあがきしてみますが、まず間違いなく このまま現役を引退する事になってしまうと思います。

もちろん 職業にしていたわけでも何でもない ただの趣味の範疇なのですが、長年続けていただけに、私の人生の一部がなくなってしまうようで とても寂しく思います。

自分がプレーできない鬱憤晴らしの意味でも、このWBCでは 侍ジャパンに頑張って欲しいと思います。

 

 

 

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