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「ロシアのウクライナ侵攻 / 北方領土 」

投稿日:2022年03月17日

ロシアのウクライナへの侵略がいまだに止む気配がありませんが、ロシアはロシアなりに侵攻の理由があるにせよ、恐らくこれで 早かれ遅かれプーチン氏は終わりになると思います。


当初プーチン氏は パパッとやるだけやってウクライナと西側諸国に力を見せつけ、取れるものを取った上で塩梅のいい〝落としどころ〟で停戦に合意し、ロシアが恰好のつく形での幕引きを狙っていたのだと思います。


しかし 思いの外ウクライナが善戦するので戦争が長引き、西側諸国の反発(経済制裁)も強力で、スッカリその〝塩梅のいい落しどころ〟〝恰好のつく幕引きの形〟を見失ってしまっている状況なのだと思います。


こうなると もう引くに引けないプーチンは、行くとこまで行くしかないという状況で、今後更に暴走する可能性も充分あると思います。


しかし 暴走をすればするほど西側諸国からの締め付けはキツくなり、ジワジワとロシア国民の生活は困窮していき、現在70%とも80%とも言われるロシア国民からの支持率も低下する事でしょう。

そうなると そのうち必ず、ロシア国内に「反プーチン勢力」が生まれる事になるのですが、そこでようやく 現在のところ積極的に関与するのを控えているアメリカの本領発揮となるわけです。



元々ウクライナのゼレンスキー大統領は 西側諸国の仲間入りを希望していたので、アメリカをはじめとしたNATO加盟国がセッセセッセと支援をしているわけですが、ロシアとしては 元々〝子分〟だったウクライナの裏切り(?)は許せないわけです。


そこでロシアは それに対抗すべく ウクライナ国内の親ロシア派(反ゼレンスキー派)にセッセセッセと支援をしていて、機が熟したと見るや 親ロシア派にかこつけてウクライナに侵攻を開始したわけです。


特にアメリカは、今までも キューバ、パナマ、朝鮮半島、ベトナムなどでやってきたように、自国の敵対国家(社会主義国家)の中にいる 現政権に対する反対勢力(どちらかと言えば民主主義的な勢力)にガンガン空気を入れ ガンガン援助をして、現政権を転覆させ、その国に自国の「傀儡政権」(アメリカの言いなりになる政権)を作る事を十八番としていました。


(形こそ違いますが、日本もアメリカに戦争で負け、天皇陛下〝絶対〟の反民主主義的な体制から、天皇陛下は単なる〝象徴〟とし アメリカに都合のいい形の民主主義を押し付けられ、現在も実質的に傀儡政権に近い形になっています)


戦後44年間続いた「東西冷戦」とは、まさにこの
「アメリカとソ連による代理戦争という形での陣取り合戦」
だったわけですが、冷静終結から33年経つ今 同じような事がウクライナで起きているという事になります。


これから長く続くであろう ロシアへの強力な経済制裁により、反プーチン勢力の台頭を待って アメリカが隠密理に介入し、プーチン政権崩壊を画策するというのが、今考えられる一番現実的な〝全面解決〟へのシナリオなのではないかと考えます。
(自国内のみで完結(暗殺)する可能性もありますが)


現在 北海道近海において、ロシア海軍が盛んに不穏な動きをしていますが、これは間違えなく北方領土への牽制の意味も含まれていると思います。


第二次世界大戦で戦ったアメリカ(27年後に沖縄を返還)イギリス、フランスなどが日本から一切領土を奪っていないのに、原爆を落とされて虫の息だった〝終戦1週間前〟に 一方的に「日ソ不可侵条約」を破棄して参戦し、ドサクサに紛れて北方領土
【北方四島(択捉島、国後島、色丹島及び歯舞群島】
を取り上げ、未だに返す素振りさえ見せていないのが このロシアという国です。


その後も「返す 返す」と大嘘をつきながら、日本から散々 莫大な〝日本国民の税金〟を騙し取っているのですが、この国がサラサラ返す気がない事は、日本の政治家ももう充分理解している事と思います。


このままでは 未来永劫、不法占拠されている我が国固有の領土「北方四島」が返って来る事はありません。

近いうちに訪れるであろう『プーチン政権崩壊』のタイミングこそが、北方領土奪還の最後のチャンスだと思います。
(ロシアがグッチャグチャになっているであろう このタイミングであれば、恐らく戦争にはならないと思います)


ロシアがドサクサに紛れて奪い取った領土を、ドサクサに紛れて奪い返したとしても、このタイミングであれば 国際世論の非難もほとんどないのではないかと思います。
(もちろん 事前の〝アメリカの承諾〟は必要になります)

「私には北方領土など関係ない」
「例え1%でも 戦争になる可能性があるなら諦めるべきだ」
「右翼みないな過激な事を言うな」
と思われる方もいるでしょうが、そんな事を言っているからこそ 日本は世界からベロンベロンにナメられるワケですし、北方四島の返還がもたらす国益は、経済的にも 外交的にも 日本人の尊厳という意味においても、計り知れないものがあると思います。


実際問題として 岸田さんが総理大臣をやっているうちにプーチン政権が崩壊をしたら、北方四島の奪還は無理だとは思いますが、それこそ今こそ 右翼の人たちが活躍するべき時であり、今こそ 自国の領土を守るために作られた自衛隊の活躍するべき時だと思います。


一刻も早くこの戦争が終結し、無駄に命を落とす人が 一人でも少なくなる事を願うばかりですが、現在 このウクライナ問題に対する私の興味は、短期的には
「ロシアがどのような落としどころを見出すのか?」
であり、中期的には
「北方四島を返還させる事ができるのか?」
の二点です。



二年以上に及んだこのコロナ騒動が、やっと終わりの兆しが見えてきたと思ったら、今度はこのロシアによるウクライナ侵攻です。


もし この「コロナ→ウクライナ侵攻」が、中国とロシアの 当初からの陰謀によるものであったとしたら、これほど怖い事はありません。


それでなくてもコロナで疲弊している世界各国の、この戦争によるこの先被る経済的打撃は 計り知れないものがあると思います。


私は常々 中国、ロシア、韓国、北朝鮮を名指しで「ロクな事をしない迷惑千万なデタラメ国家」「嘘しかつかない大ボラ吹き国家」と批判してきました。


案の定、中国の次はロシアがやってくれたわけです。
(韓国と北朝鮮は昔から〝風見鶏〟なので、単独で世界を敵に回すほどの度胸はありません。
互いに同じ民族同士でやり合う事と〝日本イジメ〟専門です)

 

 

 



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