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「ご近所トラブル」とは

投稿日:2018年02月26日

近隣との接点が何かと希薄になっている昨今ですが、だからこそちょっとしたきっかけで「近所トラブル」に巻き込まれることは珍しくありません。
時には嫌がらせを受けたり、事件や裁判沙汰になる事もあります。

 

弁護士や保険会社などが行った調査結果によると、約4割の人が「近隣トラブルにあったことがある」と回答しています。

 

また「近隣トラブルの内容」についてのアンケート調査の結果は、
1.「騒音」と回答した人が最も多く31%
2.「ペットの排泄物や鳴き声」と回答した人が15%
3.「違法駐車」と回答した人が13%
4.「ゴミの不法投棄」と回答した人が10%
5.「境界線の問題」と回答した人が9%
6.「理由が分からないが難癖をつける人がいる」と回答した人が8%
7.「タバコの煙・ポイ捨て」と回答した人が7%
8.「車体への傷」と回答した人が7%
という結果となりました。

 

また、国土交通省の「平成25年度マンション総合調査」によると、マンションで起きたトラブルは、
1.生活音、違法駐車、ペット飼育などの「居住者間の行為、マナーをめぐるもの」が 55.9%
2.水漏れ、雨漏りなどの「建物の不具合に係るもの」が 31.0%
3.管理費の滞納などの「費用負担に係るもの」が 28.0%
また「特にトラブルは発生していない」が 26.9%であり、単棟型と団地型を比較すると、団地型は単棟型に比べ各トラブルの発生率が高くなっています。

 

実は、意外と多いトラブルの原因が「挨拶をする、しない」なのです。
驚く事に、2016年関西地方のあるマンションで、敷地内の住人の挨拶禁止がルール化されたところがあります。
このようなルールができた背景には、小学生の親から「知らない人に挨拶されたら逃げるよう教えている。マンションで挨拶するのはやめて欲しい」という要望があったためです。
この提案に対して年配層の住人からも「挨拶しても返事がなく、気分が悪い」という意見が出て、挨拶禁止のルール化に至りました。
このニュースに対しては賛否両論あり、マンションでの挨拶における問題の重要性を物語っています。

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