代表のブログ

「国民性・県民性」

投稿日:2021年10月21日

旅先では、そこで触れ合う人々によって その旅の成否が大きく左右されてしまうような事があると思います。

特に海外へ行くと、その国の人の「国民性」を目の当たりにして ショックを受けるような事も少なくはなく、せっかく楽しみに行った海外で、心ない人のちょっとした言動によって その旅自体が全くつまらなくなってしまうような事もなくはありません。


くだらない事ではありますが、私もアメリカで 英語の発音を大笑いされたり、東南アジアで 子供に飲みかけのミネラルウォーターをひったくられたり、子供に「Money!Money!」と言われたので 持っている小銭を全部あげたら 舌打ちされた事などもありました。
(子供の両手に山盛りにしても 収まらないほどの量がありました)

特に海外では 考え方が180度違うような事もあるので、それも現実として受け入れるしかないのですが、最初から嫌な思いをする事が分かっている 元々嫌いな国には絶対に行かないようにはしています。



先週の木曜日から 仕事で三日間、滅多に行かない九州の熊本県と福岡県に行って来ました。


私の知り合いにも何人か九州の人がいますが、その人たちの〝人格〟も素晴らしいですし、「九州男児」をはじめ「薩摩隼人」(鹿児島)「肥後もっこす」(熊本)など、私的には共感のできる よい印象しかありませんでした。
(必ずしも誉め言葉ではありませんが)

熊本の〝馬刺し〟が一番美味しくて驚きましたが、やはり 九州は〝食〟も 北海道にも負けずとも劣らないポテンシャルを秘めていると思います。


しかし 誠に残念な事に、二晩とも現地の居酒屋では「東京では考えられない エゲツないほどの商売丸出し」を受け、とても嫌な思いもしました。



こちらは 酸いも甘いも知っているので、当然 ある程度の事は織り込み済みなのですが、何事も「程度の問題」です。


一見さんの観光客が 軽くあしらわれる、多少なりともボッタクられるのは全国共通ですが、熊本と博多では 入った居酒屋の三軒が三軒とも 笑ってしまうほど酷いものでした。

熊本の居酒屋では、大将と仲良くなったと思いきや、計算上の金額の「軽く2倍以上」を取られました。
一人で入った単価の低い大衆居酒屋で、ツマミ三品にウーロンハイを7、8杯で2万円弱は、いくら何でもあり得ません。
無闇矢鱈に 地方の店の大将と仲良くなるのも〝良し悪し〟だと、いい勉強になりました。

博多の中洲の屋台では、番頭が客に向かって
「そろそろ混んでくるので 今のうちに料理を注文しておいて下さい」
を 15分おきにオウムのように繰り返し言っていて、常にお客に「注文しろ 注文しろ」とプレッシャーを掛けます。
おまけに「アイコスOK」という事で入ったのに「そろそろ混んできたのでアイコスは遠慮して下さい」(最初から満卓でした)と言われました。
私は結構注文したのですが、要するに「金を使わない客は帰れ」「アイコス吸ってる暇があったら注文しろ」という事なのだと思います。
これだけ商売根性丸出しで〝ゴン攻め〟する店は初めてでしたが、これじゃ ゆっくり飲めたもんじゃありません。
(見た目や 料理の内容からして、朝鮮半島系の人のようでもありましたが)

その次に 気分を悪くして入り直した居酒屋では、混んできたので気を遣って先に会計だけ済ませると、その瞬間に座っている席の目の前で 半分近く残っていたお酒とツマミを下げられる始末です。
こんな失礼な店も初めてだったので 当初は呆気に取られて何も言えませんでしたが、店を出る時に一言忠告をしてやったところ、慌てて「もう一杯作りますので飲んで行って下さい!」と言われた瞬間に「いらん」と言って出てきました。

一つ一つは大した事ないのですが、滞在中に入った3軒の店全てで 立て続けに喰らったので、さすがに嫌になってしまいます。
(因みに 三軒ともそれなりの有名店です)



今回の目的である 熊本での「離婚問題」の解決と、博多での「不倫恋愛カウンセリング」が非常に上手くいった事は とてもよかったと思います。


それだけで「全てが万事 OK」なのですが、初日に飛行機で熊本空港に入る際、滑走路上の飛行機のトラブルで 福岡空港に降ろされた時から 何か〝アヤ〟がついたようにも思います。
(熊本の人も〝こんな事は初めてだ〟と言っていました)

その〝アヤ〟が 仕事上に降り掛からなかった事は幸いでしたが、久々に来た九州で このような事が立て続けに起こると、ついつい 九州の人は皆そのような県民性なのかと思ってしまいます。


もちろん、どの国にもどの県にも いい人もいれば悪い人もいるでしょう。
しかし 仕事で日本全国を旅していますが、現地の人に対して ここまで嫌な思いをしたのは 正直初めてでした。

私が 旅先で一番重要視しているのが「地元の人とのふれあい」なのですが、九州の人に対する考え方が 少々変わってしまった事は事実です。


その一件(実際には三件)で 食べ物の美味しさなどフッ飛んでしまいましたが、また プライベートで行きたいかと問われれば、当面の間は「NO」という事になるでしょう。
(近々に 顧問弁護士と行く約束をしているので、一度は行く事になると思いますが)


仕事的には大成功、その他の部分は〝大ガッカリ〟の九州行脚となりましたが、これを反面教師として 東京へ遊びに来た他県の人や外国人に対しては、できる限り親切に接してあげたいと思います。


因みに、昨日 熊本の阿蘇山が大噴火しましたが、例の熊本の居酒屋の大将に「今日 阿蘇山が中規模な噴火をしましたよ」と聞いて次の日に行ったので、5日前 画像の駐車場にいました😅💧



※ 後から知ったのですが、この辺では この日が実施的な〝コロナ解禁日〟だったそうなので、売上を上げようと〝必死〟だったのは理解できます。

 

 

 

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