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「〝日本人の5人に1人が 何らかの精神疾患を患う〟という現実 」

投稿日:2021年09月20日

〝日本人の5人に1人は 一生の間に何らかの精神疾患にかかる〟
と言われております。


その中の約75%が 20代半ばまでに発症するそうですが、私の見ている限り〝遺伝〟も大きく影響されるようです。


厚生労働省の調査によると、2011年の精神疾患の患者数は約320万人 14年は約392万人 17年は約419万人と、年々増え続けています。


内訳としては 多い順から「うつ病」「不安障害」「統合失調症」となっておりますが、これはあくまでも 医療機関を受診した患者数ですので、実際には少なくとも2倍以上はいるものと思われます。


物質的に豊かになる一方で、何故 このように〝心の病〟を抱えている人が年々増えているのか不思議でもありますが、原因として様々な事が考えれると思います。


大きな原因の一つとして
・モンスターペアレントなどによる「学校の教師の権威の失墜」などから生じた〝甘やかしの教育〟の蔓延
・その甘やかしの教育を受けた親が、自分の子供に行う 更に輪をかけた甘やかしの教育
・根性論・精神論などへの 国を挙げての〝敵視〟
などがあるのではないかと思っています。


私が一番閉口したのが、子供の運動会の〝綱引き〟などで「敢えて 必ず一勝一敗にする」光景を目の当たりにした時です。


昔から日本は「個性を潰す 平均的な人間作り」が大好きな国ですが、世の中に出たら全てが〝競争〟であるのに、何故こんな事をするのか1ミリも理解できません。

加えて〝出る杭は打つ〟〝異端児は受け入れない〟という社会的構造が出来上がってしまっているので、堀江貴文さんのような人は たちまち潰される事になります。
(この方は 少々やり過ぎた面もありますが)


このような教育、このような時代遅れの事をやっているからこそ ドンドンドンドン世界に抜かされていくのですが、この先もまず間違えなく この国から〝スティーブ・ジョブズ〟や〝マーク・ザッカーバーグ〟のような人材は生まれない事と思います。


甘やかされて育った人間が 不意に訪れる〝窮地〟(トラブル)への適応能力が低い事、それなりに鍛えられて育った人間が そのようなものへの適応能力が高い事も 間違えのない事だと思います。



精神を病まれている方は必然的に 様々なトラブルを抱えておられるという事になります。
それが、精神を病んでいるからトラブルに見舞われたのか トラブルに見舞われたから精神を病んだのかは、本人も含めて 誰にも断定はできません。


そのような方の抱えておられる〝トラブル〟は、大概は 精神科(心療内科・メンタルクリニック)へ行っても、カウンセリングを受けても、警察や弁護士に相談しても、解決できる〝種類〟のものではありません。


よって そのトラブルを解決するのには〝その病気自体を治すしかない〟というような事も少なくないのです。


これは私の持論ですが、精神を病まれる方は「多かれ少なかれ そのような〝素地〟はあった」と言って間違えないかと思います。
言い方を変えれば〝精神を病むか病まないか〟は、元々備わっているその人の「素地」(気持ちの強弱など)にも大きく影響されると思います。


恐らく私は 仕事内容的にも、誰よりも多くのトラブルを抱えてきたと思いますが、一度も〝病みそうになった事〟さえありません。
(一度だけ 個人的な事で円形脱毛症になった事はありますが💧)


それは 私の親がとても〝厳しく 強く〟育ててくれた事、一度完全に心臓が止り 死の淵を彷徨った事、それとは別に〝この世の地獄〟を見た事などが 大きく関係していると思いますが、「まず 病まないため」に常日頃から〝メンタルトレーニング〟をするなり、気軽に相談できる相手を確保する事などが 最も重要なのではないかと思います。



通常レベルの〝会話〟を行う事が可能で、通常程度の〝常識〟のある方であれば、弊社でも「対面カウンセリング」「電話カウンセリング」「メールカウンセリング」などの方法で 対応させていただきます。

 

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