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「やる気スイッチ」

投稿日:2020年11月22日

ちょっと前に「やる気スイッチ」という言葉が流行りましたが、確かにやる気のスイッチはあると思いますし、スイッチのON OFFは大切だと思います。

 

元々 次男坊に比べるとあまり頭の出来がよくない長男坊は、ずっと勉強のスイッチを入れていませんでした。

 

これは失敗だったのですが、高校受験を楽をさせてしまった(私立への単願推薦)ので そのまま高校でもダラダラやり、大学受験で軒並み落ちまくって 浪人一歩手前の最後の最後の一校にやっと引っ掛った感じです。

 

大学入学後もノンベンダラリンとやっていたのですが、先日
【ガイアの夜明け ヤンキーを戦力に!〜新たな〝働き手〟発見〜】
という番組を見ていて「これだ!」と思いました。

 

たまたま録画していたので 長男坊に無理矢理見せたところ、初めて顔が青ざめ、その後自分の部屋へ行こうとしないので「話す気があるんだな」と思い 2時間ほど話し合いました。

 

あと2年と少しで就職なのですが、とりあえず目下のところの本人の目標は アメリカへの「海外留学」です。
しかし、この一年コロナの影響で行けなかった留学申込者が 全てスライドして殺到しており、当初は成績的にも余裕のはずだった直近の審査で落とされてしまいました。

 

ちょうど不合格通知が届いたその日に その番組を見せたのが効果的だったと思いますが、その後やっとスイッチを入れてくれたようで、日々目標に向かってTOEICなどの勉強をしてるようです。

 

 

実は、かくいう私も勉強が大嫌いでした。
小学生の頃から「やればできるのにもったいない」と言われ続け、とうとう最後までスイッチを入れなかったタイプです。
(高校受験前の半年間だけは本気を出し、半年間で偏差値を10上げました)

 

ほとんどの人が学校の〝お勉強〟は好きではないでしょうが、それは
「その勉強をする事によって、自分の利に直結する」
という実感が湧かないからだと思います。
加えて、全く自分に興味のない事まで強制的にやらされてると感じる部分もあるでしょう。

 

今現在の私は、勉強した事が即仕事に直結する(しかも死活問題に関わる恐れもある💧)ため、日々常に勉強であり それが楽しくも感じています。

 

やはり本気で勉強をするには〝明確な目標〟が絶対的に必要ですね。

 

 

私は常々子供たちに
「お前らも親になれば分かる。
親は自分の子供に対して二つの義務があると思っている。
一つは、人に後ろ指を指されるような事のない 立派な人間に育てる事。
二つ目は、将来幸せな家庭を築くべく それなりの収入を得られる職業に就かせる事だ。
だから、お前たちの事を思って言っているんだぞ。」
と言っています。

 

長男坊は正義感もあり、社交性やコミュニケーション能力など 人間的には申し分ありませんが、後者の部分が心配でなりませんでした。
スイッチを入れるにしては少々遅いとは思いますが、今からでも頑張って 自分の人生を切り拓いていってもらいたいと思います。

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