代表のブログ

「児童虐待 ・DV」案件

投稿日:2018年01月17日

ご依頼者様に許可をいただいたので掲載致します。

 

半年以上前の案件ですが、ご依頼者様は23歳のシングルマザーの方で、まだ幼いお子さんが二人いたのですが離婚後に彼氏ができたそうです。

 

前の旦那さんはロクに働いてもおらず暴力を振るう方で、当時彼女は生活のために夜のお店で働いていました。
しかし少しでも帰宅が遅くなると「どこにいたんだ?」「何をやってたんだ?」と暴力を振るわれていて、その相談をして旦那から逃げる手伝いをしてくれたのがその彼氏だそうです。
しかし付き合い始めて半年くらいした頃から、その彼氏も暴力を振るい始め、子供達にも虐待をするようになったそうです。

 

特に性交渉中に子供達が邪魔をするような事をすると烈火の如く怒り、子供を怒鳴りつけたり物を投げつけ、彼女にも「ちゃんと躾をしろ!」と暴力的になったそうです。
何だか聞いているだけでこちらも悲しくなってきてしまいましたが、その彼氏と別れた方がいい事は明白に思われますし、結婚したとしても結果は見えているような気がしました。

警察に相談に行っても「その程度では事件として立件できない」と言われたそうで、当社にご相談をいただきました。

 

まず手の込んだ方法で証拠を取り、その彼氏との話し合いの場に弁護士と共に同席させていただき、とても苦労しましたが一応納得はしてもらいました。
しかしその彼氏は元暴力団員でもあったので、その後の逆恨みに備えて彼女の身辺警護をやりながら、彼女には子供達を連れて実家に帰るように説得しました。

 

引越し後さすがに実家にまでは来なかったようですが、実家にいると母子家庭の援助が受けられないので、ほとぼりが冷めた頃に遠方の団地に移り住んだそうです。
色々と大変でしたが、今は親子三人で幸せにやっているようなのでホッと胸をなでおろしています。

 

 

 

昨今、凄惨な児童虐待死の事件をよく目にしますが、そのほとんどが「継父と連れ子」の図式のような気がします。

 

逆に、子供がいて再婚されて物凄く幸せに暮らしておられる方もたくさん見てきました。

 

大きなお世話ではありますが、特にお子様がいて再婚をされる場合は、より慎重に相手の見極めが必要なような気がします。

 

 

こちらの案件も今、当社HPの「解決実例」掲載交渉中です。

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