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「DV加害者への誤解」

投稿日:2017年12月13日

DV加害者のよく使う言い訳であり、一般的にもそう考えられている間違った俗説があります。

 

・子どものころに虐待されていた
・過去の相手に傷つけられたことがある
・一番大切に思っている人を虐待してしまう
・感情を抱え込みすぎてしまう
・攻撃的な性格の持ち主である
・自制心を失ってしまう
・怒りの感情が強すぎる
・精神障害である
・女性を嫌っている
・親密になり過ぎること、見捨てられることを怖がっている
・自分にあまり自信がない
・会社や上司からひどい扱いを受けている
・コミユニケーシヨン能力や問題解決能力が足りない
・DV加害者は女性も男性と同じくらい大勢いる
・虐待の悪影響を受けるのは、加害者の男性も被害者の女性も 同じだ
・人種差別の被害者だ
・お酒や薬物を濫用している

 

これらDV加害者が虐待の理由として挙げるものは、単なる言い訳です。

自尊心の問題、問題解決スキルの問題、怒りや衝動のコントロール能力の問題などに焦点を当てることで「虐待」そのものから目をそらさせ、話をわき道にそらす事が目的です。
加害者は、虐待に関するこれらの間違えた俗説に便乗して、相手に混乱状作り出すことでますますDV行為に勢いをつけるのです。

 

「虐待」そのものに目を向けて取り組む事。

そうしないと「虐待」という問題は一向に解決しません。

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