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「押し貸し / 請求を反社会的勢力に依頼する事」

投稿日:2020年02月25日

先日「金銭トラブル / 反社会的勢力からの恐喝」を投稿させていただいたのですが、また似たような案件のご相談を頂戴致しました。
恐らく 前回の投稿をご覧になってご自分の状況と合致し、ご相談をいただいたのではないかと思います。

 

まず最初、相手に「お金がキツイ」というような話をしたら「50万円くれる」という話をしてきたそうです。
「いや、返せないし要らないよ」と言っても「いや、これはあげるんだから気にしないでくれ」と言って渡されたそうです。

 

「50万円を人からもらう」という事が 常識的に問題あるかどうかは別として、譲渡は譲渡だと思います。

 

すると2年後にいきなり「180万円」の請求をしてきて、拒否すると家に反社の人を連れてきて、そのまま相手の家に連れ込まれ 逃げれないように鍵を掛けられて散々脅されたそうです。

 

その時点で警察に相談するも、摩訶不思議な事に警察は動いてくれず、つい最近今度は「210万円」請求する内容証明郵便が届いたそうです。

 

闇金業者が勝手に銀行口座にお金を振り込んでくる「押し売り」ならぬ「押し貸し」という手口がありますが、また新手の手法なのでしょうかね?

 

 

前回もそうだったのですが、この
「何がしかの請求を、反社の人間に依頼する」
という行為は大きく間違えています。

 

10年20年前であればそれなりに効果的な面もあったのでしょうが、今は頼んだ人間も共犯にされる恐れがあるばかりか、下手をすると正当に請求できるものまで請求できなくなってしまう可能性があります。

 

羽賀健二さんはそれで刑務所に入っているわけですが「暴力団の恐喝」は警察の大好物なので、通常は被害の相談を受けたら即動くはずです。

 

本件は脅迫罪、恐喝罪、逮捕監禁罪、出資法違反、暴力団対策法違反などに問える可能性が高く、まさに違法行為・犯罪のオンパレードと言ってもいいと思います。

 

稚拙な手口からして多分 反社の末端と思われます。
しかしその分危険である可能性もあり、慎重を期す必要はあるかと思いますが、恐らく前回同様 アッと言う間に解決させる事ができると思います。

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